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貧血予防に、鉄分だけでは不十分


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貧血予防には銅も必要。
式典などで長時間立っているとき、貧血で倒れることがあります。
これは医学的にいうと血液中の赤血球数、血色素濃度がかなり減少した状態で、脳貧血が主なものです。
この場合、すぐに鉄分の欠乏を思いうかべ、鉄分を投与しますが、鉄分の欠乏による貧血の場合、鉄分だけを摂取しても、銅が不足していると充分な効果は期待できません。これは銅の欠乏によってプラスミン合成が減少し、フェリチン(鉄貯蔵タンパク質)中の貯蔵鉄の血装中への放出が阻害されるからです。
また細胞の呼吸作用においても電子伝達系の役目をするヘムタンパク質にはたらくシトクロム(チトクロムと呼ぶ場合もある)の中には鉄と銅の両方が揃っていなければなりません。
ところで人間には約60兆個の細胞があるといわれています。
このひとつひとつの細胞が生きていくためには酸素を必要とします。
この酸素の運搬に一役かうのがシトクロムと呼ばれる酵素であり、この中には鉄と銅が使われています。

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また毛髪に色をつけるメラニン色素も銅酵素のはたらきによるものです。
このため銅の摂取量や生理機能に異常があると毛髪の色がだんだん薄くなります。
さて、銅の体内存在率は極めて低く、重さでみると体重60キログラムの成人でおよそ130ミリグラムです。
また1日の摂取量もおよそ2.5ミリグラムときわめて微々たるものです。
銅の役割

  • ①脂質代謝に関与
  • ②神経系の髄鞘の維持 
  • ③ヘムの合成に関与(触媒機能) 
  • ④銅酵素の構成成分 
  • ⑤セルロプラスミンの構成成分(鉄の代謝
  • ⑥銅酵素は毛髪に色を付ける 
  • ⑦銅は細胞に酸素を運ぶ役割があります。

また銅は鉄との関係が深く、体内での共存が不可欠です。
また、赤ちゃんには母乳が良いとよくいわれますが、これは初乳にたくさんの銅が含まれているからです。
これが一般の牛乳では十分な量ではありません。
なお、銅ミネラルの欠乏症としてはヘモグロビン(血色素)の合成遅延、造血障害中枢神経異常、 栄養疾患、骨や心臓血管系障害、 メンケンス病(縮れ毛)などがあります。

  要点
●鉄分だけでなく銅の摂取も大切
●シトクロムには鉄と銅が含まれる
●銅が足りなくなると髪の色が薄くなる
●銅と鉄の関係は深く、体内ではどちらも必要です。

 


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